2010年6月3日木曜日

肥料を入れた野菜や米に含まれる 硝酸性窒素について


硝酸性窒素は、温暖化効果ガスとして, 二酸化炭素の300倍もの効果があるうえに、

人体にも影響を及ぼすとしてヨーロッパでは残留基準がありますが、日本では基準値がありません。

「硝酸性窒素が植物に発生するワケ」
 

その原因は「肥料」にあることが多いのです。
 

硝酸性窒素の濃度は投入する肥料の「量と質」によって変わります。
 
肥料とは「窒素成分」を軸に作られているものです。
 

有機であれ、化学であれ、肥料とは“窒素が軸”、このことに変わりはないのです。
 
「窒素」は、植物にとって“成長促進剤”ですから多量に与えれば与えるほど、
 
葉の色が濃くなっていくというわけです。
 

つまり肥料を投入すればするほど、「硝酸性窒素」の危険性が高まってしまうのです。
 
こうしたリスクがあるにも関わらず、肥料を入れる。
 

そこに貫かれている思想は「より速く、より多くを求める」、このことに他なりません。
 
すばやく成長させ、そして少しでも多くを収穫したいという打算。
 
自然な成長スピードを無視する行為といわざるを得ないのです。
 
 
 
それは同時に「有機野菜は体に良い」と信じ、決して安くない野菜を買っている人の健康を
 
脅かすことにもなってしまうのです。
 

もう一つ重要な問題があります。硝酸性窒素は何も葉野菜だけに限られたものでは
 
ないということです。
 

他の野菜、肉や魚、さらには飲料水にまで含まれています。知らず知らずのうちに、
 
毎日の食事から体内に蓄積されていってしまうのです。
 

日本人はとりわけ“野菜好き”な国民ですので、より一層の注意が必要です。
 
私たちはこの物質を少しでも減らしていく努力をする必要があるのです。
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。


次回もお楽しみに!

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