2010年8月29日日曜日

山尾 三省 氏 の 詩

「火を焚きなさい」 

山に夕闇がせまる 
子供達よ 
ほら もう夜が背中まできている 
火を焚きなさい 
お前達の心残りの遊びをやめて 
大昔の心にかえり 
火を焚きなさい 
風呂場には 充分な薪が用意してある 
よく乾いたもの 少しは湿り気のあるもの 
太いもの 細いもの 
よく選んで 上手に火を焚きなさい 

少しくらい煙たくたって仕方ない 
がまんして しっかり火を燃やしなさい 
やがて調子が出てくると 
ほら お前達の今の心のようなオレンジ色の炎が 
いっしんに燃え立つだろう 
そうしたら じっとその火を見詰めなさい 
いつのまにか -- 
背後から 夜がお前をすっぽりつつんでいる 
夜がすっぽりとお前をつつんだ時こそ 
不思議の時 
火が 永遠の物語を始める時なのだ 

それは 
眠る前に母さんが読んでくれた本の中の物語じゃなく 
父さんの自慢話のようじゃなく 
テレビで見れるものでもない 
お前達自身が お前達自身の裸の眼と耳と心で聴く 
お前達自身の 不思議の物語なのだよ 
注意深く ていねいに 
火を焚きなさい 
火がいっしんに燃え立つように 
けれどもあまりぼうぼう燃えないように 
静かな気持で 火を焚きなさい 

人間は 
火を焚く動物だった 
だから 火を焚くことができれば それでもう人間なんだ 
火を焚きなさい 
人間の原初の火を焚きなさい 
やがてお前達が大きくなって 虚栄の市へと出かけて行き 
必要なものと 必要でないものの見分けがつかなくなり 
自分の価値を見失ってしまった時 
きっとお前達は 思い出すだろう 
すっぽりと夜につつまれて 
オレンジ色の神秘の炎を見詰めた日々のことを 

山に夕闇がせまる 
子供達よ 
もう夜が背中まできている 
この日はもう充分に遊んだ 
遊びをやめて お前達の火にとりかかりなさい 
小屋には薪が充分に用意してある 
火を焚きなさい 
よく乾いたもの 少し湿り気のあるもの 
太いもの 細いもの 
よく選んで 上手に組み立て 
火を焚きなさい 
火がいっしんに燃え立つようになったら 
そのオレンジ色の炎の奥の 
金色の神殿から聴こえてくる 
お前達自身の 昔と今と未来の不思議の物語に 耳を傾けなさい 

『びろう葉帽子の下で/山尾三省詩集』(野草社)より 


「祈り」 
   
南無浄瑠璃光   
海の薬師如来 
われらの病んだ心身を癒やし給え 
その深い音の呼吸で 癒やし給え 
  
南無浄瑠璃光   
山の薬師如来   
われらの病んだ欲望を癒やし給え    
その深い青の呼吸で 癒やし給え 
   
南無浄瑠璃光   
川の薬師如来   
われらの病んだ睡眠を癒やし給え 
その深いせせらぎの音で 
安らかな枕を癒やし給え 

南無浄瑠璃光 
街の薬師如来 
われらの病んだ科学を癒やし給え 
その深い青の呼吸で ひともとのすみれの花を学ばせ給え 

南無浄瑠璃光 
天と地の薬師如来 
われらの病んだ文明を癒やし給え   
その深い青の呼吸の あなたご自身を現し給え 

『森の時間 海の時間』(無明舎出版)より 

山尾三省:1938年東京生まれの詩人。1960年代後半にコミューン運動「部族」をはじめる。1977年から屋久島に移住。 

http://www.shinsensha.com/80nendai.html 
野草社の『80年代』 
http://www.shinsensha.com/shizen.html 
野草社の『自然生活』 

によく書いていた。2001年8月28日に死去

2010年8月21日土曜日

自然栽培野菜の薬用効果を見直そう By 東城百合子

☆ 緑の食材が赤い血をつくる

ちょっと一日のメニューを振り返ってみてください。あなたは青緑色の葉やさいをどれだけ食べているでしょうか?

野菜といえば、キャベツの千切り、レタスやトマトにちょっと市販のドレッシングやマヨネーズをかけて、、、。確かに淡色野菜は手間もかからず調理も簡単至極。それに引き換え,ホウレンソウ、小松菜、大根の葉やカブの葉など緑の葉野菜は、炒めたりゆでたりしなくてはなりません(最近、ローフードの方は、ジューサーで飲みものにしてるようですね)これは、緑の葉野菜にはマグネシウムが多く含まれていて、そのままだとカルシウムの吸収を妨げるため、調理して中和するのです。

ところが、ちょっとしたこの調理の手間ーーーさっと湯がくようなことも嫌がる人が多いのですね。
緑の葉野菜こそ、太陽が育ててくれたもの。太陽のエネルギーを、あふれんばかりに吸収しています。緑の葉の細胞の中には葉緑素がいっぱい。この葉緑素が鉄分を含み、血液の製造元となることは、皆さん先刻ご存知のとおりです。青い野菜と赤い血をつくるーーーいつもそれをお忘れなきように!

Powered By 東城百合子

2010年8月10日火曜日

『奇跡のリンゴ』木村さんが、演劇として主題になるようです


V6の長野博(37)がこの秋、世界で初めてリンゴの無農薬栽培に成功し、「奇跡のリンゴ」などの著書でも知られる青森県の農家木村秋則さん(60)の半生を描く舞台「りんご」(栗山民也演出)で主演を務めることが4日、分かった。
 ジャニーズきっての食通で知られ、野菜ソムリエの資格も持ち、食に関しては一家言ある長野。今作のオファーの前から“奇跡のリンゴ”を取り寄せていたこともあり、木村さんに興味をもっていたという。“規格外”のリンゴ農家の体現に、長野は「木村さんの生き方、リンゴを通じて自然や食への大切さを感じてもらえたら」と意気込みは熱い。
 描かれるのは、首都圏の会社からUターンして取り組んだリンゴ栽培で、農薬で体調を害していく家族の姿に農薬や肥料を使わない栽培を決意し、挑んだ男の生きざま。妻役の佐藤江梨子(28)との夫婦愛なども併せて描いていく。
 2002年に舞台「トンカツロック」で長野との共演経験がある佐藤も「ノンフィクションの作品を演じることが、とても不思議に感じます。後世に伝えていけたら」と意欲的。「木村さんのリンゴ、ぜひ食べたい」とも話している。
 10月からのけいこを前に、長野は“空気”に触れるため、木村さんの畑を見学し、木村のしぐさなどをまねることまで構想中とか。珍しい農業作品の舞台で、木村さんが監修を務める。リアリティーの追求に農作業衣装の演出もあるかもしれないという。
 公演は、東京・ル テアトル銀座(11月5-14日)のほか、兵庫県立芸術文化センター(11月20-23日)、青森・弘前市民会館公演が決定。長野にとって久々の舞台での全国行脚で、名古屋公演も予定されている。

2010年8月4日水曜日

玄米スープの作り方

自然療法 著;東城百合子

玄米スープ:

玄米を洗って布巾で拭き、ほうろく または土鍋で弱火で3、40分位きつね色に炒る。

土鍋に米1合に7合の水を入れおかゆに炊きます。炒りますと消化吸収がよいので、

病人には炒ってからおかゆに炊く事は大切な事です。

(((ゆっとうしたら、弱火で約1時間。これを布袋に入れ、シャモジでしごいて、トロリとしたお粘を とります。出にくくなったらお湯をたしながらしごいていく。薄い味にして頂きます。)))

食欲のない病人、熱のある時、吐き気の時には良い食べ物です。離乳食にも最適です。

日本でオーロラ見られるかも 4日夜、北の空に注目

日本でオーロラ見られるかも 4日夜、北の空に注目

2010年8月4日13時32分
印刷印刷用画面を開く
ブログに利用するこのエントリをブログに利用
このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録
 【ワシントン=勝田敏彦】太陽の表面で起きた爆発(フレア)から噴き出した大量の荷電粒子が地球に向かっており、4日ごろ、日本でもオーロラが見られるかもしれない。米航空宇宙局(NASA)が発表した。
 フレアはNASAの太陽観測衛星SDOが1日に観測した。規模はそれほど大きくはなかったが、今回はたまたま、荷電粒子がちょうど地球に向かう位置にある黒点の付近で起きた。
 荷電粒子は3~4日で地球付近に到達し、地球の磁気圏を乱してオーロラや磁気嵐を起こす可能性がある。
 荷電粒子の到達は数時間にわたる見通しだが、オーロラが起きる正確な時刻や方向、場所などは予測できない。昼間だと観測はできないが、NASAは「北の空に注目を」と呼びかけている。磁気嵐が起きると無線通信などが乱れる可能性もある。
 名古屋大太陽地球環境研究所によると、日本でオーロラを肉眼で観測できたのは、これまで北海道に限られるが、高感度カメラを使えば、長野や滋賀でも観測例があるという。

2010年8月2日月曜日

お客様の感想とレシピ写真付きで届きました!


お客様より、夏野菜セットとお米
レシピと写真付きで届きました。
ありがとうございます!

許可頂きましたので、内容を転載します。
=====================

お野菜今日届きました。
早速ズッキーニをステーキに
茄子を揚げ煮、
お米を炊きました。
子供たちがご飯をおかわりするくらい
パクパク食べてました。
お米はまらリピート予定です。
ズッキーニと茄子は口の中で溶けました。
100723_184827.jpg
100723_180005.jpg
すごく美味しかったです。
作ったので画像を添付します。
美味しいお野菜に感激しています。
ありがとうございました。
 
人気ブログランキングへ にほんブログ村 グルメブログ お取り寄せグルメへ
にほんブログ村 にほんブログ村 健康ブログ 健康食品・自然食品へ
にほんブログ村 にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村