2010年5月30日日曜日

有機栽培と自然栽培は、何が違うかについて




栽培方法の違いについて、下記にまとめました。

JAS認証の有機栽培でも、生物由来の農薬については使用可能なので、次々に新しいものが開発されています。さて、新しく開発されたものが、簡単に人体に馴染むのでしょうか???


堆肥を吸収した植物は、硝酸態窒素と変化します。
硝酸態窒素の問題について、EUでは既に規制値が制定されています。

この硝酸態窒素が食べ物として体内に入ると体内微生物によって硝酸が亜硝酸に還元され、この亜硝酸によって次の害があるといわれています。(詳細は農林水産省ホームページ参照下さい)

  1. メトヘモグロビン血症の発症
    血液中ヘモグロビンの二価の鉄を三価の鉄へ変化させるため、ヘモグロビンは酸素結合能力を失い酸素供給能力のない血液が循環するため細胞は酸欠、壊疽状態になります。これをメトヘモグロビン血症といいます。これで前述の脳細胞の壊疽が起きるものです。
    通常健康な大人の場合胃内は強酸であるため微生物が存在せず、亜硝酸に還元されずに胃から吸収されて大部分は腎臓より尿中に排泄されますが、食後酸が弱くなると微生物による還元が起こります。
    乳幼児の場合胃酸の分泌が殆どないため微生物による還元が起こり易く亜硝酸が生成される可能性は高くなります。米国で起こったブルーベビー事件がこれです。
  2. ニトロソアミンと言う発ガン物質の生成
    亜硝酸が食品中に広く分布する第二級アミンと反応してニトロソアミンを生成します。これは発ガン物質です。











次に、堆肥について。堆肥には、硝酸態窒素が多く含有されています。これは、温暖化効果ガスとして、CO2二酸化炭素の300倍もの効果があるという事で、京都議定書でも削減対策が必要とされています。さらに、安全基準が高いヨーロッパでは、野菜等に残留する硝酸態窒素が多いと、出荷する事ができません。


畑に立ってみると、自然栽培の畑の気持ちよさは格別です。この畑、広がっていくと、日本全体が暖かい気持ちよさに包まれていくのだと夢描いています。


毎日の買い物は、選挙の一票と同様に、世界を形つくっていきます。



一般栽培 有機栽培@JAS認証 自然栽培@自然本舗
農水省登録農薬(化学肥料由来) 使用可 × ×
農水省登録生物農薬(アザミウマなど) 使用可 使用可 ×
農水省無登録農薬(生物由来) 使用可 使用可 ×
化学肥料 使用可 × ×
動物性堆肥(牛糞、鶏糞、魚粉など) 使用可 使用可 ×
植物性堆肥(稲わら、米ぬかなど) 使用可 使用可 使用可

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