みかんが色づきを増して美味しくなつてきました!!
手軽に食べられるみかんに、色々な効用があることをご存知でしたか? でも、食べ方により、その働きが安定したり増したりするのです。
みかんは「薄皮ごとたべる!」が、正解です。
☆みかんにはこんな効用が☆
①かぜの予防
②整腸作用
③脳卒中の予防
④抗癌作用
①ビタミンCがイッパイ「かぜの予防」
みかんといえばビタミンC。これには免疫力を向上させ、かぜを予防する
働きがあります。
また、薄皮にはビタミンCの損失や、酸化を防ぐ物質があり、水溶性で
壊れやすいビタミンCを無駄なくからだに取り入れる働きがあります。
②食物繊維のペクチンがイッパイ「整腸作用」
薄皮にはペクチンが多く含まれる。ペクチンは腸内水分を調整するので
整腸作用があり、便秘、下痢の解消に役立つ。
果肉だけを食べるより4倍近く多く摂ることができる。
③へスペリジンがイッパイ「脳卒中の予防」
薄皮には血管を強化するヘスペリジンが多く含まれる。これは、ソバに
多く含まれるルチンと同様の働きを示し、加齢などによりもろくなつた
血管を新生させ、毛細血管の弾力性を保ち出血を防ぐ。
みかんを多く食べる地方では脳卒中の死亡率が低いといわれる。
④βークリプトキサンチンがイッパイ「抗癌作用」
果肉の鮮やかなオレンジ色は今注目されているカロチノイドの一種である
βークリプトキサンチンで抗癌作用があり、発癌性物質に対する
活性化阻害作用はβーカロチンの約5倍といはれています。
βークリプトキサンチンは温州みかんに特に多く、他の柑橘系果実の
約100倍量を含んでいます。
抗癌作用に必要とされる量は1〜2ミリグラムですから温州みかんなら
1〜2個で十分です。
(京都府立医科大学西野輔翼教授 H10.5.14 日本農業新聞)
皮を乾燥したものを「陳皮」といい漢方薬の原料として多くの処方に用いられ
て、健胃、鎮咳、去痰作用があります。
「陳」という字は「古い」という意味があり旧いもの程価値があり真黒な陳皮
は値も高くなります。七味唐辛子にも入っています。
今年は鳥インフルエンザが不気味な動きをみせています。
いつその変異株が新型インフルエンザとして人類を襲うかもしれません。
インフルエンザやかぜなどにやられないように免疫力を養う方法として
漢方栄養学にもとずいたバランスのとれた食養生を心がけ、
デザートにみかんを毎日1〜2個たべると良いのではないでしょうか。

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