「いただきます」は、日本人なら誰でも自然に口をついて出てくる言葉です。
あまりにも当たり前すぎて、その意味の大切さを忘れている言葉のひとつ
だといっていいかもしれません。
今でも子どもたちは学校で、昼食前に全員で声を合わせて、
「いただきます」の合唱をしているんだろうと思っていたら、
そうでもないようで「いただきます」を復活させようという運動があるそうです。
それにしても、いったい私たちは誰に向かって、
何に向かって「いただきます」と言ってきたのでしょう。
そう考えてみると、習慣化して意味など問うこともなかった一言が
自然の恵みへの感謝の言葉であったことに気付かされます。
自然の恵みとはまた、イノチあるのものの事です。
人間が食物連鎖の頂点にいるといっても、
微生物から動植物まで、空気・水・光のどれ一つ欠いても
この連鎖をつなぐことはできません。人々が生存し、
健康でいられるのはそれによって支えられているからなのは、
言うまでもありません。
2009年12月29日火曜日
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