2009年12月30日水曜日

こころから「ご馳走様」と言える人は幸せ

「いただきます」と同じように、

「ご馳走様」を言わない日本人はいないでしょう。

食前の祈りの言葉は世界各地にありますが、

食後の言葉というのはあまり聞いたことがありません。

せいぜいが、ゲップをするとか「ああ、よく食った」とか、

美味しかったと料理を褒め称える程度の言葉です。


「ご馳走様」は走りまわって食材を集めてくれた労苦への

感謝とねぎらいの言葉が語源と推測できます。

「ご馳走様」と言いながら、

それが珍しい「ご馳走」であったかどうかを問いません。

ましてや旨いか不味いかを言い募ったりしません。


人は忘れやすい、喉元すぎれば熱ささえ忘れてしまう生き物です。

だからこそ、この2つの言葉が用意されているのでしょう。

どこでも呪文のように意味を味わいながら「いただきます」と「ご馳走様」を

小さな声でもいいから言う。

何でもいつでも美味しくいただけて、

こう言えるのはあなたが幸せである証です。


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